杉並区でお葬式を出すことになり、さまざまな葬儀社をインターネットで調べてみると、一度は名前を聞いたことがある有名どころから、最近人気の小さなお葬式を執り行う業者まで、さまざまなところがヒットしてきます。
これだけたくさんあると、かえってどこにすべきか迷ってしまうほどありますので、どんなお葬式にしたいかを考えてから探す必要があります。漠然とどこがいいかと探しても、値段はこっちの方がいい、場所はこっちが便利といった具合にふらふらと定まらなくなります。
立地条件でもっとも利用しやすいところを選ぶという軸を決めたら、その軸に沿って選ぶことができるでしょう。あくまでも料金の手ごろさにこだわるのであれば、利用しやすいところで希望するプランがないかを探し、なければ斎場を替えるという選択肢も採ることができます。
杉並区で行なわれる葬儀は、ごくごくシンプルな形態と言って良いでしょう。日本の各地で行なわれる標準的な形の葬儀が、普通に行なわれています。お通夜は、葬儀の前夜祭といった感じで行なわれます。親族が線香などの火を絶やさないように、寝ずの番をすることになります。
最近では、長時間持つ長い形のものが用意され、消える心配のない線香もあります。家族葬といった小さな葬儀には、喜ばれる線香です。葬式と言った形の告別式では、「友引」を避ける習慣があります。これは友を一緒に引かないようにするための配慮とされます。
通夜や葬儀が終わった後、参列した人が家に帰った時、振り塩をする習慣が残っています。ですが最近の杉並区の住人の中には、この習慣を持たない人も多くなっているようです。日本各地から集まって来た人たちが多くなったこともあり、古くからの習慣や風習を行なわないようになって来ているのが、実情ではないでしょうか。